■坂本龍馬年表

西暦 年号 龍馬
の齢
龍馬 国内・外の出来事
1835 天保6年 1 11月15日 高知県に生まれる。父は坂本八平ら直足(39歳)、母は幸(38歳)。名前の由来は、懐妊中に母が見た雲龍奔馬が胎内に飛び込んだ夢による、といわれている。  
1840 天保11年 6   アヘン戦争勃発。
1841 天保12年 7   天保の改革。
1848 嘉永元年 14 根野弁治に『小栗流剣術』を学ぶ。  
1851 嘉永4年 17   太平天国の乱。
1853 嘉永6年 19 3月 根野弁治より『小栗和兵法事目録』1巻を伝授。
同月 15カ月間の剣術修行に出発。江戸・北辰一刀流千葉定吉の門下となる。
12月 佐久間象山に師事し、砲術を習う。
6月3日 ペリー来航。
同月 12代将軍家慶没(61歳)。勝海舟海防意見書を幕府に提出する。
12月 徳川家定が13代将軍に。
1854 安政元年 20 6月 修行を終え、江戸より帰郷。
秋頃 河田絵師河田小龍と面会。
3月3日 幕府、日米和親条約調印。
11月5日 土佐安政大地震。長崎でトーマス・グラバー「TBグラバー商事会社」を設立。
クリミア戦争勃発。
1856 安政3年 22 8月 1カ月間の剣術修行のため再び江戸へ。武市半平太、大石弥太郎と同宿する。 8月 米国総領事ハリス来日。
1857 安政4年 23 9月 江戸修行、1年延長を申し立てる。 11月 吉田松陰下村塾を拡張。
1858 安政5年 24 1月 千葉定吉より『北辰一刀流長刀兵法』を授かる。
9月 帰郷。
9月 安政の大獄始まる。
1859 安政6年 25   井伊直弼、大老に就任。徳川家茂、14代将軍に。
10月27日 吉田松陰死罪に。
1860 万延元年 26   1月18日 勝海舟、遣米使咸臨丸に搭乗し、品川出航。
3月3日 桜田門外の変にて井伊直弼暗殺される。
11月1日 皇妹和宮降嫁。
1861 文久元年 27 8月 武市半平太、久坂玄瑞らとともに『土佐勤王党』を結成。192名の血盟者のうち、龍馬は9番目。 5月28日 水戸藩士ら、高野輪東禅寺で英国公使を襲撃。
アメリカ南北戦争勃発。
1862 文久2年  28 1月 武市半平太の使者として、長州萩・玄瑞を訪問する。
3月24日 沢村惚之丞と共に脱藩。
5〜6月 九州を遍歴する。

8月 常盤越前藩邸へ岡本健三郎と共に松平春嶽を訪ねる。
10月 千葉重太郎と共に勝海舟を訪ね、弟子入りを申し出る。
12月 近藤長次郎と共に春嶽を訪問。
3月23日 寺田屋事件。
5月 幕府、松平春嶽を政事総裁職に任命。勝海舟、軍艦操縦所頭取となる。
8月21日 生麦事件。
9月21日 朝廷、攘夷を決定。
12月12日 高杉晋作、英国公使館を焼き討ち。
1863 文久3年 29 10月3日 勝海舟と共に藩艦順動丸で兵庫出港し、江戸へ。(同15日下田寄港)
16日 勝、山内容堂に龍馬の脱藩罪赦免を申し立て、受理される。
2月 京都土佐藩邸で7日間謹慎後、赦免。
5月16日 勝の使者として越前福井へ。春嶽を訪問し『神戸海軍塾』設立の援助資金5000両を借用する。
10月 神戸海軍操練所頭に就任。
同26日 勝と共に大坂出港、浦賀から江戸に入る。
12月 江戸駐在土佐藩庁より召還の命令が下されるも応じず。勝により就業年限延期を申し入れるが、藩吏に拒絶される。
3月 高杉、剃髪し『東行』と名乗る。近藤勇ら新撰組編成。
5月10日 萩藩下関海峡通過の米商戦へ砲撃。
同12日 井上馨、伊藤博文らとともに英国へ。
5月 長州藩、仏・蘭船を下関で砲撃。
6月1日 米鑑ワイオミング号、下関を報復攻撃。
同6日 高杉晋作、『奇兵隊』編成。
7月2日 薩摩藩、英国艦隊7隻と戦う。(薩英戦争)
9月21日 土佐藩武市ら尊攘派を投獄。
1864 元治元年 30 2月13日 幕府の命令により、外国連合艦隊の長州攻撃調停のため、勝らと共に長崎へ。
(4月13日 おりょうと結婚。)
6月5日 池田屋事件。
7月11日 佐久間象山、暗殺される。
7月18、19日 長藩兵と幕府軍が鳥羽伏見蛤御門で交戦。久坂玄瑞自刃(25歳)。
7月23日 第一次長州征伐始まる。
8月5日 四国連合艦隊、下関を攻撃。
同14日 下関で四外国と講和条約締結。
1865 慶応元年 31 4月22日 鹿児島へ向け出港、5月1日到着。西郷隆盛宅に滞在。
5月6日 下関にて桂小五郎と会見。
12月 ユニオン号で長崎を回航。ユニオン号使用権の紛議解決のため長州藩海軍曲総官・中山司郎と会見し、『桜島丸改定条約』を結ぶ。
3月12日 アメリカ南北戦争終結。
5月14日 高杉晋作脱藩。
5月11日 武市半平太切腹(37歳)。土佐勤王党関係者、斬首に処せられる。
同月 亀山社中成立。
7月16日 伊藤博文、井上馨、下関を出発し長崎へ。
1866 慶応2年 32 1月22日 薩長同盟成立。
1月23日 寺田屋で襲撃され、九死に一生を得る。
3月4日 龍馬夫妻、新婚旅行へ。
5月29日 西郷を訪問し、訣別する。
7月28日 薩摩藩5代才助と会談する。
4月5日 幕府、パリ万国博覧会に参加者を募る。
4月14日 大久保利通大阪城に老中・板垣勝静を訪ね、薩摩藩出兵拒絶建白書を提出。
5月2日 ワィルウェフ号が五島塩屋崎(潮合崎)にて沈没。黒木小太郎、池内蔵太ら社中12人が殉職する。
6月7日 第一次長州征伐始まる。
同13日 高杉、丙寅丸で幕府艦隊を砲撃。
7月20日 将軍家茂大坂城中で病死(21歳)。
8月1日 小倉城陥落。
9月2日 幕長休戦の協定を行う。
12月5日 慶喜、15代将軍に。
同14日 木戸ら鹿児島より下関到着。
同25日 孝明天皇没(37歳)。
1867 慶応3年 33 4月 脱藩罪赦免となり、土佐海援隊長に就任。
5月 後藤と共に『万国公法』の刊行を計画する。
6月9日 後藤と共に長崎出航。同12日、『船中八策』を練る。
同22日 三本木料亭吉田屋で薩摩側・小松、西郷、大久保、土佐側・後藤、福岡、寺村左膳により『薩土盟約』成立。
同25日 中岡と共に岩倉具視を訪問。
同22日 下関にておりょうと永訣。
11月15日 暗殺される。
1月9日 明治天皇(16歳)が皇位継承。二条斉敬が摂政となる。
同29日 朝廷、朝倉具視の入洛を許可する。
4月14日 高杉晋作没。
4月23日 鞆ノ津沖で紀州藩船明光丸といろは丸が衝突し、沈没する。
5月14日 松平春嶽、島津久光、伊達宗城、容堂慶喜と会談し、国事を討議する。
同29日 五代才助の調停により、賠償金8万3000両にて『いろは丸事件』解決する。
同27日 陸援隊結成。
9月3日 建白書を提出。
同13日 大政奉還。
同24日 将軍慶喜、辞表を提出。
12月14日 王政復古。
1868 明治元年   3月14日 『船中八策』を基案とする『五箇条の御誓文』が発布 1月3日 鳥羽伏見で薩長土と幕府が開戦。
3月13日 西郷・勝、開城会談成立。